KDDI、データ通信カードでPCのロックや解除をする法人向けソフト

岩本有平(編集部)2005年09月26日 20時48分

 KDDIは9月26日、データ通信カード「WIN DATA CARD」を利用したセキュリティソフト「MovaLock for WIN DATA CARD」を法人向けに提供すると発表した。10月3日に1ライセンスで税込み2625円で発売する。

 MovaLock for WIN DATA CARDは、携帯電話関連ソフトの開発などを手がけるテラのセキュリティソフトだ。利用するにはソフトをノートPCにインストールし、利用するデータ通信カードの電話番号をノートPCに登録する。ソフトをインストールしたPCは、登録した電話番号のデータ通信カードの抜き差しにより、PCのロックおよび解除できる。そのため、パスワードの暗記や定期的な変更が不要なうえ、世界で1つしかない電話番号をキーとしているため、偽造が困難となる。

 ロックを解除する際の認証時には、カードが通信可能な状態かどうかを基地局にダイアルアップ接続して確認するので、カードを挿入した状態でノートPCを紛失しても、カードの回線を停止すれば第三者によるログインを防げる。

動作環境や対応の通信カードは以下のとおり

  • OS:WINDOWS XP SP2/WINDOWS 2000 SP4
  • 機種:上記OSが正常に動作するメーカーサポートのPC/AT互換機(自作PCはサポート外)
  • HD空き容量:約10Mバイト以上
  • 対応データ通信カード:W01K、W03H

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