豪州『Sydney Morning Herald』紙の報道によると、欧州各国の利用者の銀行口座から大金を不正に入手したとして、エストニア警察が24歳のエストニア人男性を逮捕したという。逮捕された容疑者は、何百台ものコンピュータにトロイの木馬プログラムを仕掛け、コンピュータ所有者が入力するユーザー名やパスワードを取得していたという。欧州警察局のハイテク犯罪捜査チームは、容疑者が英国、エストニア、ドイツ、ラトビア、リトアニア、スペインに開設された銀行口座からお金を盗んだと見ている。
容疑者は、銀行や投資会社などの正当な組織からの求人情報に見せかけた偽メールを何千人ものインターネットユーザーに送りつけて、トロイの木馬をばらまいたと見られる。偽メールには、ウェブサイトへのリンク記載されており、メール受信者がこれをクリックすると、使用しているコンピュータがトロイの木馬に感染するようになっていた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力