ライブドア(堀江貴文社長兼最高経営責任者)は、日本コモド(秋山卓司社長)と提携し、サーバーとクライアントの間で安全なデータ通信を行うインターネットプロトコル「SSL」を実現するサービスとして、低価格で対応範囲の広い「livedoor SSL」の提供を2月1日から開始した。利用料は年額6万3000円。
「SSLサービス」は、データ通信時の盗聴やなりすましなどを防ぐ「SSL暗号化通信」を可能にするサービス。さらに、発行するSL証明書 (サーバー証明書)をWebサーバーなどに実装することで、ユーザーに“サイトの実在性”を証明することができ、信頼性や安全性などセキュリティに関する好イメージを与えられるメリットがある。
「livedoor SSL」では、一般的な法人企業に加え、これまで対応するSSLサービス事業者が少なかった個人事業者や、企業情報調査機関などに登録されていない事業者にも対応。すべての法人が利用できるサービスとして展開する。
このほかの特徴は、(1)高度な暗号強度を実現する業界標準128ビット暗号技術に対応、(2)サーバーの数ではなく、FQDN(完全修飾ドメイン名、たとえば“www.livedoor.com”など)単位で証明書を発行するため、低コストで利用可能、(3)SSLサービスで実績をもつ日本コモドとの提携による高い信頼性と安全性――など。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」