Microsoftは「SQL Server 2005」データベースについて、発売時期は来年夏になると述べ、ベータプログラム第3版の発表時期を先送りにした。
今年に入ってMicrosoftは、SQL Server 2005(開発コード:Yukon)の発売を当初予定していた2004年末から来年前半に延期すると発表していた。そして今回同社は、ベータテスト参加者に米国時間18日付けで書簡を送付し、最終製品は来年の夏に発売する予定だと通知した。
MicrosoftのシニアバイスプレジデントPaul Flessnerは同書簡のなかで、ベータ3プログラムの配布時期を今年の年末から来年の第1四半期に変更したと述べている。ベータ2プログラムの配布は、7月に始まった。
Microsoftは18日、ユーザーや開発者がベータ3プログラムのテストに備えられるように、ベータ2とベータ3の中間に位置する暫定版「Community Technical Preview of SQL Server 2005」をリリースした。
このプレビュー版により「ユーザーは次のベータプログラムがリリースされるのを待たずして、新機能を試すことが出来るようになる」と、Flessnerは述べた。同氏によると、開発段階よりユーザーからのフィードバックを集めて製品を改善していくという同社の方針に従い、プレビュー版の公開を決定したという。
書簡のなかで、Flessnerは最終製品の発売日がさらにずれ込む可能性があることを示唆した。同氏はユーザーやパートナーからフィードバックがどれだけ集まるか、またデータベースをどれだけうまく展開できるか、など、さまざまな要素が最終製品のリリース時期に影響すると述べた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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