NTTアイティは、既設のファイアウォールやルータの設定を変更せずにVPNを実現する法人向けASPサービスを11月1日から開始すると発表した。
今回開始するサービスは、今年3月から販売してきたHTTPトンネリングソフトウェア「MagicConnect」に中継管理サーバの導入や管理の手間を省き、より簡便にサービスを利用できるようにしたもの。このソフトは、ファイアウォールに守られた機器(PC、WS、組み込み機器等)への外部からの接続を可能とする。さらに、通信データの暗号化により、安全にネットワークに接続できる。
また、MagicConnect上ではリモートデスクトップ等のTCP/IP接続のさまざまなソフトウェアが利用可能。これにより、VPNの導入が容易になり、リモートによる保守や操作、AP共有共同作業やリモートモニタリングなども行える。また、会社のファイルやメールを社外に転送して処理せず、社内のデスクトップを直接操作することにより、機密情報流出のリスクを低減させるというメリットもある。そのほか、自宅やホットスポットなどでもインターネット環境があれば企業ネットワークにアクセスできるため、出張先からもVPN環境を利用可能だ。
料金は最小契約アカウント数が10で、初期費用はアカウントあたり1050円。月額基本料も同じく1050円で、導入月は無料としている。また、月額基本料でアカウントあたり20時間までの利用が可能、基本利用時間は契約単位内で融通が可能だ。
正式はASPサービスは、11月1日からだが、9月8日から10月31日までは無料体験キャンペーンも実施される。
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