セコムトラストネット(STN)は、内部犯によるコンピュータシステムからの情報流出を防ぐサービス「新・情報漏洩防止サービス」の提供を5月に開始する。セコムが5月13日に明らかにしたもの。
現在、STNはセキュアデータセンターで、「アドバンスト・ハウジング」や「サーバー・ホスティング」などのサービスを提供している。新サービスでは、これらに加え「鍵開閉履歴報告サービス」「作業立会いサービス」という2つのサービスを新たに設ける。
鍵開閉履歴報告サービスは、顧客がサーバのラックを開け閉めするたびにSTNの担当者が日時/社名/所属/氏名といった記録をとり、顧客の運用責任者に開閉履歴として記録を提出する。作業立会いサービスでは、顧客の運用担当者や保守ベンダーなどが作業をする際に、常駐警備員が立ち会うことで不正行為を未然に防止する。
さらに、データセンターの入退館時に所持品チェックを行い、所持している機器や媒体が事前申請と異なる場合は持ち込みや持ち出しを禁止する、といったセキュリティ対策メニューも用意している。
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