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オックスフォード大、学内ネットワークをハッキングした学生を停学処分に

2004/11/02 15:47
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 オックスフォード大学の学生2人が、同大学のITネットワークに不正アクセスしたことを認め、停学処分を受けた。

 Patrick Foster(20歳)とRoger Waite(21歳)の2人は、セキュリティ欠陥があることを明らかにするためにハッキングを行ったと主張している。しかし、同大学は米国時間10月29日の審理の結果、2人を停学処分にした。期間は、Fosterが2005年5月まで、Waiteが2005年1月まで。

 事件は、2人が5月に大学新聞「Oxford Student」に自分たちの行為の詳細を書いたことで明るみになった。記事のなかで2人は、Googleで見つけたツールを利用して、CCTVカメラの映像を見たり、個々の学生のコンピュータ利用状況を調べたり、電子メールのパスワードを知ったりすることができたと警告した。

 脆弱性のあるウェブサイトを探すのに利用するなど、Googleはハッカーがよく利用するツールになっている。たとえば、ハッカーは、タイトルがデフォルト設定のままになっているページを探すことで、容易に攻撃できるサーバを見つけ出すことができる。

 Fosterは7件の罪を認めている。その内訳は、大学施設を違法行為に用いたことに関連して2件、ネットワークへの不正アクセスを行ったことに関して2件、ユーザーのプライバシー侵害に関連して2件、大学スタッフを職務に関係のない調査に乗り出させ、時間を浪費させたことで1件となっている。

 一方、Waiteは4件の罪を認めている。4件ともCCTVネットワークに関連したものだ。ITネットワークへの侵入を企てたこと、施設を違法行為に用いたこと、ネットワークへの不正アクセスを行ったこと、大学スタッフの時間を浪費したことの4件だ。

 2人がネットワークへの攻撃を通して人に何らかの損害をもたらしたり、経済的な利益を得ようとしたことを示す事実は認められていない。

 報道によると、この事件を調査したオックスフォード大学の監督者たちは、2人に罰金を科すべきだと主張したという。だが、29日に同大学の略式裁判所で審理を行った同大学の3人の評議員は、2人を停学処分にすることに決定した。

 現在「Oxford Student」のエディターを務めるFosterによると、2人は控訴する予定だという。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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