Facebookは米国時間4月19日、新機能「Community Pages」を公開すると発表した。これは大したことでないように思えるかもしれないが、ユーザーの生活を消費するということに関して、同社がこれまでに行った最も大胆な施策の1つである。
「Community Pages」はFacebookの「fan page」という概念を、ブランドではなく、概念や場所、アイデアに適用するものだ。Facebookのプロトタイプのコミュニティーページ「cooking(料理)」の上部には発表文があり、同ページの目的が「このトピックに関する最も優れた共有知を集めた場所」になることだと説明している。コンテンツは、Wikipediaからかなりの量を引用している。Facebook公式ブログの投稿では、次のように説明されている。「料理であろうと新しい言語の習得であろうと、あるトピックや体験について、これまでより多くのことを学び、Facebookコミュニティーの友達やほかのユーザーがそのトピックについてどのような発言をしているか確認できるようになる。開始当初はWikipediaの情報を表示しているが、将来的にこれらのトピックのいずれかに熱中しているユーザーが参加して、ページに寄与してくれることも期待している。皆さんのお力を借りる準備が整い次第、お知らせする予定だ」
この新機能は、通常の登録ユーザーのFacebookプロフィールにも表示される。プロフィールページでポップアップ表示されるダイアログボックスによって、プロフィールに既に書かれている内容と関連するコミュニティーページを「like」に設定するよう促される。自分の町や学校に関連するコミュニティーページとつながることもできるし、プロフィールに入力した「関心」を、ページへのリンクに変換することもできる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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