KDDIウェブコミュニケーションズは4月12日、ホームページ作成サービス「Jimdo」に、上位メニューの「Business」を追加すると発表した。メール容量やストレージ容量を拡大したほか、ビジネス向けのデザインも用意した。
Jimdoには、無料版の「Free」および有償の「Pro」のメニューがあり、Businessはこれの上位版となる。独自ドメインで5つまでメールアカウントを作成でき、転送先アドレス数も無制限となった。メール容量は1アカウントあたり10Gバイトに、ストレージ容量は50Gバイトに拡張されている。取得できるドメイン数は2個に増え、.jpドメインにも対応した。
デザイン面でも、よりビジネスライクなデザインを現在大量に追加中であるという。見出し部分ではモリサワフォントが使え、壁紙を変更することも可能となっている。
サイト上で商品を販売できる「ショップ機能」も強化した。商品の追加が容易になり、商品画像の拡大表示も可能になった。また、Proでは15品に限定されていた商品掲載数が無制限となり、商品が売れたときの手数料は不要になっている。サポートにおいては、営業時間内であれば2時間以内に返答を受けられるという。Business版の月額利用料金は2415円。
このほか、Jimdoの新機能としてアフィリエイト機能のついた「PagePartner」を用意した。これは、自分のページに、特定のキーワードに紐づいたログインボックスを設置できるというもの。ここからログインしたユーザーは、そのキーワードに対応したテンプレートを使って簡単にページを作成できるという。たとえば「Doctor」のキーワードを設定した場合、診療時間やドクターの紹介といった要素が盛り込まれたテンプレートが表示される。これらの要素を書き換えれば簡単に自分のページを作成できるというわけだ。
自分のサイトに設置したPagePartner経由で別のユーザーがJimdoの有料版に加入した場合、紹介料が支払われる。Proでは1500円、Businessでは3000円という。
Jimdoは現在8カ国語に対応しており、150の国で利用されている。これまでに200万のウェブサイトがJimdoで作成され、合計で8000万のページインプレッションがあるという。また、2月に追加されたショップ機能を使って、4000のショップが作成され、2万件の商品が登録されたとのことだ。
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