Googleは、先日の「Google Buzz」の発表に続いて、ソーシャル検索プロバイダーAardvarkの買収を明らかにした。
同社は買収金額などの詳細を明らかにしていないものの、TechCrunchは、GoogleがAardvarkの買収に5000万ドルを支払ったと伝えている。Googleの関係者は声明を出して、「われわれはAardvarkを買収する件に関して最終的な合意に達したものの、現時点で公開できる他の詳細な情報はない」と述べた。
Aardvarkの検索エンジンは、たとえば「オースティンで最高のレストランはどこか?」といった質問に対し、登録されている友人の専門知識や興味関心に応じて、人々のプロフィールを検索する。質問の答えをサンフランシスコ出身の友人は知らないかもしれないが、テキサス州にいる友人ならば答えられる可能性が高まる。Aardvarkは、自分のプロフィールを準備する時に、どのようなトピックに関して質問を受け付けるのかを選択するように促してくる。
Aardvarkの技術は、今週発表されたGoogle Buzzの向上に役立つだろう。Googleが、とりわけデフォルトの設定で全員のフォロワーや電子メールアドレスが公開される方針を採用したこともあって、それほど当初のGoogle Buzzへの反応は良いものではなかったが、Aardvarkの技術は、役立つ情報をもたらしながら友人の友人をつなげていくため、よりGoogle Buzzの向上へ寄与するものとなりそうだ。
Aardvarkはサンフランシスコに本社があり、以前はGoogleの社員であった複数の人々が経営している。買収に関する手続きは、今後数日以内に完了する見込みである。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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