アマゾン、「Kindle」向け自費出版サービスを米国外に拡大

文:Lance Whitney(Special to CNET News) 翻訳校正:湯本牧子、高森郁哉2010年01月18日 09時45分

 Amazon.comは米国時間1月15日、同社の電子書籍端末「Kindle」向けに自費出版できるサービス「Kindle Digital Text Platform」が、今後は米国外の作家にも利用可能になると発表した。

 同社はまた、このたびDigital Text Platformの対応言語を拡大し、ドイツ語とフランス語で書かれた本も新たにサポートしたと述べた。

 Digital Text Platformは、作家が自著の電子版をAmazonの電子書籍端末用ストア「Kindle Store」にアップロードできるサービスだが、これまで言語は英語に、作家の拠点は米国にそれぞれ限られていた。

 読者層を世界に拡大する取り組みにおいて、Amazonは、今後数カ月にわたり対応言語を追加していく予定だと述べた。

 作家はDigital Text Platformを使って、自著のPDFファイルやテキストファイル、「Word」文書、またはHTML版をアップロードすることにより、(出版社などの)仲介者なしに作品を出版できる。作家は自分で価格を設定し、売り上げの35%を得ることが可能だ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

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