音楽ビデオサイト「VEVO」の資金提供者に、アラブのメディア複合企業が加わった。
VEVOが、アラブ首長国連邦(UAE)政府の所有する企業、Abu Dhabi Mediaから資金を獲得したことが米国時間10月19日に発表された。金額は明らかになっていない。
VEVOは、世界最大のレコード会社Universal Music Group(UMG)によって2009年に設立され、その後、世界第2位のSony Music Entertainment(SME)がこのベンチャーに加わった。VEVOはYouTubeから技術支援を受け、2009年中にサービスを開始する予定だ。
これまで報じられているところによると、Abu Dhabi Mediaは2007年、産油国のUAE政府により、同国のメディア開発の発展を目指して創設された企業だ。
音楽ビデオはYouTubeでも飛び抜けて多く視聴されているジャンルだけに、VEVOはメディアの大きな注目を集めている。UMGがYouTubeに開設しているチャンネルは再生回数が50億回を超え、常にトップの座につけている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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