YouTubeと米国3位のレコード会社Warner Music Group(WMG)は、意見の相違を修復してライセンス契約を締結した。これにより、Warnerが権利を持つ楽曲が今後数カ月中にYouTubeで再び配信されることになる。
9カ月前にあたる2008年12月、両社はライセンス契約の更新に際して合意できず、Warnerの楽曲はYouTubeから削除された。契約打ち切りを受けて、音楽ビデオが削除されただけでなく、ユーザーが自作の動画にWarnerの音楽を使用することも禁止された。こうした措置は、ユーザーによるWarnerへの激しい反発を招いた。
交渉再開を経て新たな契約に合意したことは、今や古いニュースとなっている。CNET Newsは米国時間9月18日に交渉がほぼまとまったと最初に報じており、9月25日にはAdage.comが契約は締結されたと報じた。
YouTubeは声明の中で次のように述べた。「この新しい複数年にわたるグローバルな契約のもと、Warnerの音楽を当サイトで発見し、視聴し、共有することが可能になる。この提携はWarnerの全カタログを包括し、WMGの作品を含むユーザー作成コンテンツも対象とする」
YouTubeとWarnerは、広告売上の大半をWarnerに配分することでも合意した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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