Chromeが発表されてから1年強の米国時間9月15日、Googleが「Chrome 3」の安定版を提供開始した。
開発者向けプレビュー版、ベータ版というChromeのアップデートプロセスを経て、Chromeの第3版がついに安定版としてリリースされた。安定版「Chrome 2」に比べて25%高速化したほか、複数の改善が施されている。
「新しいタブ」ページがドラッグアンドドロップ操作でカスタマイズ容易になり、Omniboxではテキスト入力時にアドレスバーに表示される項目が検索結果か、サイトか、ブックマークかが分かるようになっている。また特筆すべきは、HTML 5のビデオタグがサポートされていることである。
GoogleはブラウザとChrome OSの両分野において、戦略的にHTML 5の複数の技術をサポートしている。HTML 5のビデオタグがサポートされることも5月に開催されたGoogle I/Oカンファレンスで、大きく取り上げられた。ビデオタグのサポートにより、ウェブ開発者は写真を扱うような感覚でビデオを挿入することが可能になり、プラグインが不要になる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。 原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス