Googleは米国時間8月31日、「Google Translate」サービスに新たに9つの言語を追加したと発表した。
今回のアップデート(実際には、先週初めに公開された)には、アフリカーンス語とベラルーシ語、アイスランド語、アイルランド語、マケドニア語、マレー語、スワヒリ語、ウェールズ語、イディッシュ語が含まれる。これによって、同サービスが翻訳できる言語数は合計で51となった。
Google Translateの従来のアップデートと同様に、これらの変更点も最終的には「Google Friend Connect」や「Google Talk」、「Gmail」、そして最近では「Google Docs」など、機械翻訳が使われるほかのサービスに拡張される予定だ。しかし、それらのサービスのうち、現時点で新言語に対応しているものは、まだ1つもない。
Googleは6月下旬、イランの大統領選挙によってユーザーの行動が活発化したことを受け、ペルシア語翻訳のアルファ版を公開した。Googleは、最近になって追加された言語群の一部と同様に、ペルシア語の翻訳も、より広く使用されている言語間の翻訳ほど正確ではない、と引き続き述べている。さらに、Google Translate開始当初から提供されているスペイン語やドイツ語、フランス語などの翻訳と同じ水準まで品質を高めるには、時間がかかるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
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