ソニーとゼンリンは8月28日、共同で企画・開発した「プレイステーション・ポータブル」(PSP)専用のナビゲーションソフト「みんなのナビ」を発表した。11月5日に全国のゲームショップや家電店にて販売を開始する。価格は8190円。
みんなのナビは、車でも徒歩でも使えるナビゲーションソフト。地図データベースの作成やオーサリングをゼンリン、PSP向けナビゲーションとしてのシステム開発をソニーが行い、商品化した。
ナビゲーションエンジンにはソニーのパーソナルナビゲーションシステム「nav-u」のものを採用。本格的なナビゲーション機能とnav-u特有の分かりやすいユーザーインターフェースよる快適な操作感を実現したという。ゼンリン製のPSP専用地図ソフトウェア「みんなの地図」シリーズと同じ詳細な徒歩ルート探索機能のほか、充実した地図情報、検索機能、ガイド案内を搭載している。
GPS受信ができないところでも測位が可能なPlaceEngineに対応し、現在地測位によるリアルタイムでの道案内が可能。また、別売りのGPSレシーバー「PSP-290」をつなげば、より高精度での測位に対応するとのことだ。
口コミ情報を作成・共有ができる地図サービス「ペタマップ」とも連携し、みんなのナビに収録されていないスポット情報などのコンテンツを、メモリースティック デュオまたはメモリースティック PRO デュオにダウンロードして活用できる。さらにインターネットに接続して、ペタマップのウェブサイトから現在位置周辺100件までのスポット情報をダウンロードすることも可能だ。
地図データは、ゼンリンの地図データベースを生かし道路や歩道の幅、主要な建物の形まで分かる詳細地図を収録した。2次元および3次元の地図表示や17段階の縮尺切り替えにも対応する。
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