Googleは、より多くの製品サービスに翻訳機能を対応させようとしている。同社は米国時間8月27日、「Google Docs」に翻訳機能を追加し、42の言語を選択して瞬時に翻訳可能とした。
設定メニューの中に見出せる新たな翻訳機能は、どの言語で元になるドキュメントが書かれているのかを自動的に判別する。その後、翻訳が完了したドキュメントを新しいウィンドウで開き、双方を並べて比較しながら、どの単語やフレーズの自動翻訳が誤っているのかなどを手軽にチェックできるようになっている。
新たに翻訳されたバージョンのドキュメントは、元のドキュメントに置き換えるか、コピーを保存するかを選択可能だ。ただし、ドキュメントのリスト上では、その言語の種類まで判別できる表示は提供されない。
過去6カ月に渡り、Googleは、「Gmail」や「Friend Connect」などの他の製品サービスへも次々と翻訳機能を追加してきた。
Gmailの場合、ユーザーはメッセージ全体を「Google Translate」でサポートされている言語に翻訳することができる。とはいえ、この翻訳機能を利用するには、事前に「Settings」内にある「Labs」のメニュー設定から有効にしなければならない。
Friend Connectの翻訳機能も興味深いもので、コメントのスレッドが複数言語のユーザーコメントで埋め尽くされていても、翻訳によって全スレッドを同一の言語に統一できるようになっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」