かなり以前から、「Gmail」には過去にやりとりのあった相手から宛先候補を自動表示して入力する機能があった。米国時間8月25日夜、この機能にちょっとした改良が加えられ、宛先候補を探すプロセスがさらに容易になった。だがこれは「Microsoft Outlook」のユーザーから見れば、あって当たり前の機能と言えそうだ。
今後は、「To」欄の隣にあるリンクをクリックすると、Gmailの連絡先リストマネージャがポップアップし、連絡先や過去にメールした相手をごく短時間で調べ、宛先に選ぶことができる。宛先の削除も同じ要領だ。名前をもう一度クリックするだけで削除される。
ただし、この新しい機能でも、選んだユーザーの中から「Cc」や「Bcc」に加えるものを指定することはできない。Outlookでは同じメニューにこの機能があるが、Gmailでは、メッセージの各フィールドを開いてから、もう一度クリックして、連絡先リストマネージャを開かなければならない。今後のバージョンではこのプロセスが効率化され、同じユーザーインターフェースにこれらのオプションが組み込まれるのが望ましいだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。原文へ
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