Googleは米国時間8月25日、「YouTube Partnership Program」をより多くの投稿者に開放すると発表した。ただし、人気ビデオを投稿していることが条件となる。
YouTubeはGoogleの公式ブログに掲載した記事の中で、ユーザーが動画を投稿して多数のアクセスを集めるようになれば、そこから収益を得ることが可能になると述べた。ただし、YouTubeが定める条件を満たす必要がある。
YouTubeはブログで次のように述べた。「特定のビデオに収益獲得の資格があるかどうかを判断するため、閲覧数、ビデオのバイラル性、YouTubeサービス規約の順守といった要素を考慮する。ビデオに収益獲得の資格があると判断されると、ユーザーに電子メールが届き、閲覧ページのビデオの横など、アカウント内のいくつかの場所に『Enable Revenue Sharing』(売り上げの分配を有効にする)というメッセージが表示される」
ユーザーがこれに同意すると、YouTubeはそのユーザーのビデオに表示する広告の販売に取りかかる。
批判的な人々はこれまでずっと、YouTubeが同サイト上のアマチュア投稿ビデオを収益化できていないと叩いてきた。この手のコンテンツは、予測のつかない要素があまりに多すぎるため、広告主から恐れられ敬遠された。しかしそれは、YouTubeが広告をサイトの全コンテンツに表示すると考えられていたころの話だ。
新しいYouTube Partnership Programによって、YouTubeはえり抜きの動画だけを選び出すことが可能になる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。原文へ
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