「Google Maps」が、ユーザーが閲覧中の任意のマップ上にその地域のランドマーク(著名な建物)と「名の知られた」店舗などを表示する機能を追加した。ユーザーが検索したスポットと同様に、クリックすると関連サイトや電話番号、営業時間、写真、ユーザーレビューといった、その場所の概要が表示される。
「Google Earth」(Googleが提供する地球儀ソフト)では、こうした情報レイヤは表示や非表示をユーザーが選択できるが、Google Mapsにおいては、Googleはこれを常時表示する仕様にしている。Googleが2月にローカル検索で上位10位以外の検索結果を地図上に表示する機能を追加したことを考えると、その次段階として、確かにこれは理にかなっている。2月の機能追加では、Googleの検索インデックスでトップにない場合でも、その地域にある店舗などを発見するのがはるかに容易になった。
シンプルな地図が好きなユーザーは、表示されるスポットが増えることでごちゃごちゃして見にくいと感じるかもしれない。だが、その対策として、地図の拡大度に応じて表示項目が増える仕組みになっている。そのため、地図の閲覧中はほとんど常にランドマークばかりが目に入ることになるだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。原文へ
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