Nielsen Onlineが、米国時間7月6日に発表した調査リポートによれば、米国内の2〜11歳の子どもたちがインターネット利用に費やした時間は、5年前と比較して、63%増加したという。2〜11歳の年齢層の子どもたちが、2009年5月にインターネットを利用した時間は、平均11時間に上ったのに対して、2004年5月は7時間だった。
米国内のインターネットユーザー数は、過去5年の間で、全体で10%の増加だったにもかかわらず、2〜11歳のインターネットユーザー数は、合計で1600万人に達し、18%の増加となった。同年齢層のインターネットユーザーは、現在、オンラインコミュニティー全体の9.5%を占めている。
Nielsenは、米国勢調査局が出している予測データとして、2004〜2010年にかけて、14歳未満の子どもたちの人口は、1%の減少が見込まれるとの実態に言及し、こうした状況にもかかわらず、子どもたちのインターネット利用が急増している点に着目している。
なお、男女間で、一様に調査結果の違いも見られている。2009年5月中に、2〜11歳の男児がインターネットを利用した時間は、同年代の女児よりも7%長かったのに対して、女児の閲覧ウェブページ数は、男児と比較して、9%多かった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
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