著作権法で有罪判決を受けてから数日、The Pirate Bayはブログ投稿でファンたちに平静を保ち、寄付を送るのではなく団結するように呼びかけている。
The Pirate BayはThepiratebay.orgへのブログ投稿で、「われわれはすでに、判決に対して上訴している。次の段階の法廷に持ち込まれることになるだろう」と述べている。
スウェーデンの裁判所は、上訴申し立てに対する確認に即座に応じなかった。スウェーデンの裁判所は現地時間4月17日、Gottfrid Svartholm Warg被告、Peter Sunde被告、Fredrik Neij被告、Carl Lundstrom被告に対して有罪判決を下し、禁固1年と3000万スウェーデンクローナ(約360万ドル)の支払いを命じた。
このニュースは、ファンらの怒りと不信を引き起こした一方で、大手エンターテインメント企業の支持者らを喜ばすこととなった。スウェーデンに拠点を置くThe Pirate Bayは、大量の違法ファイル共有を推進し、支援しているとして、エンターテインメント企業らから非難されていた。同サイトの創業者らは、違法コンテンツをホストしているわけではなく、ただのサーチエンジンであると述べている。彼らは、The Pirate BayとGoogleにはほとんど違いがないことを常に主張していた。
The Pirate Bayはブログ投稿で、依然として強気の姿勢を示している。
The Pirate Bayは投稿で、「サイトは存続する。われわれは、自分たちが正しいということにかつてないほど確固としている。膨大な数のユーザーがそれをよく証明している」と述べている。
The Pirate Bayの賠償金支払いを支援するために資金を集めている一部のファンの取り組みに言及し、The Pirate Bayはこうした取り組みをやめるよう求めている。「われわれはいかなる賠償金も支払うことはないため、(資金は)必要ない」
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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