ヤフーと楽天は2月18日、医薬品の通信販売を制限する「改正薬事法」の再改正を求め、両社が実施している署名件数が50万件を突破(2月17日時点)したと発表した。
署名は、ヤフーが2008年12月1日から、楽天が同年11月13日からネット上で開始。これまで両社が受け付けた署名件数は、2月2日に30万件突破したことを発表して以降、半月足らずで新たに20万件が加わったという。
6月から施行される改正薬事法では、一般医薬品をリスクの高い順に、第1類から第3類に分類。一般用医薬品の67%を占めるとされる第1類医薬品および第2類医薬品の通信販売が禁止される。
これを受け、2社をはじめ医薬品ネット販売推進協議会、NPO法人日本オンラインドラッグ協会、社団法人日本通信販売協会らが反対を表明。2008年12月には厚生労働大臣宛てに要望書を提出するなど、一般医薬品の通信販売継続を求める活動を続けている。
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