Twitter独自の検索エンジンの代替となる新しい検索エンジン「Twitority」は、利用者がそれで何を検索するかによって、素晴らしいアイデアとも言えるし、かなり愚かなアイデアとも言える。
Seesmicの最高経営責任者(CEO)であるLoic Le Meur氏は米国時間12月27日、Twitterの検索エンジンによる選別は不十分だというブログ記事を公開した。Le Meur氏は、あるトピックに関して最適なTwitter投稿を探している場合、信用度の最も高い投稿者が他の投稿者よりも上位に順位付けられた検索結果が必要なのだと述べ、投稿者をフォローしている人(フォロワー)の数を1つの基準としてTwitter投稿に順位を付ける検索エンジンを提案した。Le Meur氏は、投稿者のフォロワーの数と、投稿者の影響力、つまり投稿の重要度はおおよそ一致すると見なしたのだ。Jon Wheatley氏はこの記事を受け、Le Meur氏が提案した検索エンジンを構築した。
その後の騒ぎについてはTechCrunchやScobleizerに書かれており、Le Meur氏のブログでも再度取り上げられているが、要するに人気度と信用度は一致しないと主張する人たちがいたということだ。もちろんその主張は正しいが、だからと言ってTwitterの現在の検索エンジンには、今日のユーザーが必要とする検索能力が十分に備わっているということではない。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」