米航空宇宙局(NASA)は米国時間11月26日、「Ares」ロケットプログラムの進展具合を収録したビデオシリーズを「iTunes」で一般公開したことを発表した。
ビデオはシリーズ内10話あり、2006年8月以来3カ月に1話の割合で制作されている。今回の発表によると、この全10話がiTunesで直ちに公開され、続編となるレポートは、制作され次第、同サービスに追加されるという。
AresロケットはNASAの次世代打ち上げ機で、宇宙船「Orion」とその搭乗員を月および国際宇宙ステーションまで運ぶことを目的としている。
Orionの打ち上げは2015年に予定されている。
NASAによると、今回のビデオレポートは、Aresプロジェクト開発の進展具合を広めるための手段として活用されるという。また、NASAは、同シリーズの目的について、後世への記録として「次の世代に向けた米国の最新宇宙船を完成するための歴史的作業」を残すことも挙げている。
各ビデオの長さは10〜15分であり、シリーズを通じてAresプログラムの概念から最新試験までを収録している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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