ヤフーは11月4日、ビジネスの人脈を広げることを目的としたソーシャルネットワーキングサービス「CU」のベータテストを開始した。登録するには既存会員からの招待状が必要だ。
CUとは、ユーザー同士がリンクしあいながら、実名や所属する会社、団体名などを登録し、ビジネスに役立つ人脈ネットワークを広げるためのSNS。開発にあたっては、米国の代表的なビジネスSNS「LinkedIn」などを参考にしたという。
登録したユーザーは、CU内のコミュニティーに参加したり、自分の持つ人脈をユーザー間で紹介しあったり、ユーザー同士でコミュニケーションをとったりできる。名前、生年月日、性別、勤務先、肩書き、入社年月などが登録必須項目となっている点が、通常のSNSとは異なるところだ。いずれは求人機能なども検討しているという。
ベータテストでは今後半年で1万人を目安にユーザー登録を募る予定だ。ベータ期間中に寄せられた要望を参考にし、2009年以降に正式版として公開する計画だ。正式版となった後も、参加方法は基本的に招待制となる。
CUというサービス名は、Yahoo! JAPANのサービス群の中では異色のシンプルさだ。同社に由来を聞くと、「Connect you」「Contact you」「See You」といった言葉から発想を得たものだという。
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