Googleがインターネット上で大きな影響力を持っていることに疑問の余地はない。しかし、同社がウェブサイトのホスティングに独自ソフトウェアを使っていることから、その影響力の大きさを垣間みることができる。
例えば、Googleは10月、1050万のウェブサイトを運営し、9月と比べて41万1000増加しているという。ウェブサイトのホスティングで使われるソフトウェアを調査するNetcraftが米国時間10月30日に公開した統計で明らかになった。
この数字は、ウェブページをブラウザに送信するために使われるウェブサーバソフトウェアを調査した結果から得られている。上位2パッケージは「Apache」とMicrosoftの「Internet Information Services(IIS)」だが、Googleが追い上げを見せている。
Netcraftの調査によれば、全ウェブサイト1億8200万のうち、1050万がGoogleのソフトウェアを使っているという。Apacheは9150万、MicrosoftのIISは6280万となっている。
Netcraftによると、Googleのシェアは約5.7%になるという。しかし、実際にはコンテンツがないトークンページを持つドメインを除いた「アクティブ」なサイトだけを集計した場合、その割合は10.6%まで上昇する。
Googleは、同社内部システムについて多くを語らないが、「GoogleウェブサーバはLinux上で稼働される特別製のサーバ」と声明で述べている。
Googleのサイトは、ブログをホストしているBloggerなど多くのユーザー生成コンテンツを扱うサイトを含んでいる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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