ngiイノベーションラボとウノウは7月18日、ウェブページの気になる場所を切り取って保存できるサービス「clipp」を共同開発したことを発表し、ベータ版を公開した。
clippを利用するには、ブラウザにclipp用のブックマークレットを追加する。保存したいページを開いて、ブックマークレットをクリックすると、そのページのURL、テキスト、画像、動画などを保存できる。
自分のスクラップブックを他のユーザーと共有する機能も備える。他のユーザのスクラップブックに気になる記事を見つけたとき、その記事を自分のスクラップブックに転載することができる「リブログ」機能。同じ趣味のユーザや、面白いものを保存しているユーザーのスクラップブックを追いかけられる「フォロー」機能などだ。投稿した記事をミニブログ「Twitter」に通知する機能もある。
スクラップブックは保存したものごとに公開する範囲を決められる。clippユーザーで共有したり、フォローした人だけに見せたり、自分だけしか見られないように設定したりできる。
APIが公開されているため、これを用いて他のサイトなどからclippの機能を利用することも可能だ。
clippはベータ版として、ウノウの運営するサイト「ウノウラボ」で実験的に公開されている。今後はユーザー数の増加や利用状況を見て、商用化などを検討していくという。
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