Wall Street Journalのウェブサイトの米国時間6月23日の記事によれば、Googleは24日、インターネットの利用を計測し、広告主がターゲット層に到達する広告を購入するための最良の場所を特定できるよう支援するツールを公開する予定だ。
広告主、代理店に無料で提供される計測ツールは、Nielsen、ComScoreといった確固たる大手企業が提供するサービスと張り合うことになる。Nielsen、ComScoreのサービスは選択的調査やカスタマーパネルでの推定に基づいているが、Googleの結果は、ウェブサーバから収集したデータに基づいており、インターネットでの動きがより深く幅広く示されると、Wall Street Journalは報じている。新しいツールを提供することにより、Googleはより多くの広告ビジネスを引きつけることができるかもしれない。
今回の報道の前にも、Googleは先週、「Google Trends」で、ユーザーが特定のドメインを入力し、オーガニック検索だけを使ってあらゆる.comサイトに関する基本的なトラフィック情報を比較できる新しいサービスが公開されたことを発表した。情報には、Google検索から送られた1日のトラフィック数(ユーザー数)、アクセスしてきたユーザーが住んでいる地域、同じセッションで検索またはアクセスされた関連サイトが含まれる。
計画されているサービスが同ウェブサイトで報道された後、ComScoreの株価は時間外取引で1.69ドル、すなわち6.1%下落して26ドルとなった。Nielsenは非公開企業である。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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