インフォテリア・オンラインは4月2日、個人向けサービス第一弾として、無料のオンライン付箋サービス「lino」ベータ版を公開した。同社はインフォテリアの子会社で、c2talkやTopikaなどのネットサービスを提供している。
linoは、メモやToDo、アイデア、写真などを、オンライン上のキャンバスに自由に貼ったり、動かして整理したりできるオンライン付箋サービス。友人との伝言板や写真共有など用途によっていくつものキャンバスを使い分けることも可能だ。
このサービスはウェブブラウザ(Firefox2, Safari3, IE7に対応)と携帯電話向けブラウザから利用できるほか、メールからメモを投稿したり、RSSリーダーやカレンダーアプリケーションで付箋の内容を購読したりできる。
またインフォテリア・オンラインは同日、2008年度事業戦略を発表し、サービスラインナップの拡充と海外市場の展開を今年度のミッションとして掲げた。2007年10月の設立時に設けた「3年後、売上高10億円」という目標も引き続き追求する。
サービスラインナップは、企業向けサービスと個人向けサービスに分かれる。企業向けには「On」ブランドを拡充し、2008年度中に2つのベータサービスまたは正式サービスを提供する計画だ。同時に既存サービスである「OnSheet」を中心にサービスディストリビュータを募る。個人向けサービスは今回のlinoが第一弾サービス。個人向けサービス事業を手掛けることによって、インフォテリア・オンラインの市場における認知とブランド力の向上を図るのが目的だ。
これらのサービス拡充と同時に英語圏をターゲットとする海外市場へも進出する。linoは日本語版リリースと同時に英語版ベータサービスも開始している。日本語版/英語版linoのスクリーンショットを以下に紹介する。
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