「Firefox」のダウンロード件数が米国時間2月21日夜頃、5億件の大台を突破した。
このことは、Mozillaが開発を監督するものの多数の外部プログラマーが開発および拡張に携わるこのオープンソースウェブブラウザにとり興味深いでき事だ。Firefoxのダウンロード数が4億件を突破したのは2007年9月であることから、現段階で月間2000万件をやや下回るペースでダウンロードされている計算になる。
Spread Firefoxサイトでは、太平洋標準時22日午前6時15分時点でのダウンロード総数は、5億16万8448件に上るとしている。この12時間前の時点では4億9990万件を超えていた。
その最初のリリース以来、Firefoxは広く普及してきた。このプロジェクトは、1998年に開始されたもののMicrosoftの「Internet Explorer」がリードを固める中で長く低迷を続けた「Netscape」オープンソースブラウザプロジェクトからの復活の象徴として、「Phoenix」と元々名付けられていた。
現在、Firefoxのプログラマーたちは、バージョン3の開発に取り組んでいる。新しいバージョンでは性能向上が図られ、インターフェースも変更される。Mozillaではさらに、携帯端末に搭載できるこのブラウザのモバイルバージョンの開発を目指している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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