Googleの元契約社員が、「Google Earth」の天体表示レイヤ「Sky」のアイデアを同社に盗用されたとして訴えている。
今週、アトランタの連邦地方裁判所で起こされた訴訟では、Googleに対して2500万ドルの懲罰的損害賠償金の支払いを求めている。
Jonathan Cobb氏は今回の訴訟で、2006年からGoogleで契約社員として勤務していたときにGoogle Skyのアイデアを社内の電子メールによる討論グループで公表したと主張している。
また、Google EarthのSkyレイヤが2007年8月に導入されたときには、そのインターフェースと機能性がCobb氏の考案したものと酷似していたと同氏は主張している。
Googleの関係者に電子メールでコメントを求めたが回答を得られなかった。
今回のケースは見た目ほど単純ではないと、あるインターネット法の専門家は指摘する。
サンタクララ大学ロースクール助教授のEric Goldman氏は次のように述べている。「この種の盗用をめぐる損害賠償請求は訴えることは簡単だが、反証するのは難しい。Cobb氏の主張がすべて真実だとしても100%勝訴できるかどうかわからない」
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
「もったいない」という気持ちを原動力に
地場企業とともに拓く食の未来