最新アップデート:Netflixは米国時間1月14日午前、本ニュースについて公式に発表した。
Appleが今週のMacworldでどのようなサービスを発表するのかわからないが、NetflixはAppleに対抗してほぼすべての基本プランで会員が無制限に映画やテレビ番組をストリーム視聴できるサービスを開始することを決定したとAssociated Pressが報じている。
現在の制度では、会員はプランに応じてあらゆる場所で1月当たり5〜48時間の番組を楽しめる。もっとも筆者には「1回につきDVD8枚」のプランに加入する人がいるとは思えない(筆者が加入している「1回につきDVD2枚」のプランでも視聴は14時間だった)。
新しい時間無制限のプランは「1カ月にレンタル2枚まで限定」の会員を除いてすべての会員が利用できるようになる。
今回のサービスが導入されることは以前から分かっていたが、やはり大きなニュースである。大規模なブロードバンドビデオ革命が間近に迫っており、もうすぐそれを試せるようになる。ダウンロード速度が向上し、Netflixに対応したセットトップボックスも発売される見込みなので体験できる日も遠くない。自宅のテレビでNetflixの全タイトルをすぐに視聴できるようになれば、これを超えるサービスはそれほど多くないだろう。
Appleも米国時間1月14日から開催されるMacworldで独自のビデオレンタルサービスを発表するものと予測されている。だが同社のサービスは、Netflixのような会員方式ではなくてペイパービュー方式になるものと思われる。
筆者は個人的にNetflixのモデルの方が好きだ。一方、Appleも音楽では同じ戦略を採用しており、これまでのところかなりうまくいっている。ブロードバンドビデオをめぐる最近の動向を見ると将来はかなり有望そうなので、Blu-rayをめぐる規格戦争は1年か2年後には意味がなくなってしまうとソニーに知らせてやる必要があるだろう。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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