楽天は1月10日、インターネットショッピングモール「楽天市場」の決済プロセスが、クレジットカード業界における情報セキュリティ基準「PCIDSS」に完全準拠したと発表した。
PCIDSSは、クレジットカードのアカウント情報や取引情報を保護するため、クレジットカードの国際ブランドであるVISA、MasterCard、JCB、American Express、Discoverの5社が共通して採用する情報セキュリティ基準。
楽天では、PCIDSS準拠の認定を受けるにあたり、ビザ・インターナショナルの診断プログラム「アカウント情報セキュリティ(AIS)」に基づく手順により、外部認定機関であるBSIマネジメントシステム ジャパンの監査を受けた。その結果、同社から、楽天市場の決済プロセスがPCIDSSに完全準拠しているとの確認を得たという。
楽天が受けた監査内容は、AISの中で最も厳しい大型加盟店を対象とした「レベル1」の加盟店向けのもので、EC業界で初めてのPCIDSS完全準拠となる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」