キー・プランニングは11月19日、ダイエットの挫折を防止するシステム「Kzoku」(ケーゾク)を開発し、20日よりテスト公開すると発表した。利用料は無料。
Kzokuは、キー・プランニングの代表取締役 木下雄一朗氏が、自身のダイエットを契機に発案した「継続支援システム」をもとに、法政大学 文学部心理学科と共同研究した目標行動の継続を支援するシステム。継続支援システムは、国際特許出願中だ。
継続支援システムは、ダイエットのための行動プランを作成し、その達成度をグラフ化する。体重グラフと比較することで、継続できるプランや効果のあるプランがすぐにわかる。また、システム内で他のユーザーを仮想ライバルに設定でき、ライバルがデータを更新するとメールで通知されるという仕組みで、ユーザーのやる気を刺激する。また、挫折しそうになると、家族や友人に応援依頼メールが送信される。
キー・プランニングは、「市場には、無数のサプリメント、ダイエット方法、器具が氾濫しているが、ダイエットを継続すること自体を支援する仕組みはなく、多くの人が途中で挫折したり、リバウンドしてしまうのが実情だ。このシステムを使えば、特定の運動やサプリメント、器具などに依存することなく、どのような方法でダイエットしようとしている人でも継続に役立てることができる」としている。
今後、テスト公開を通してユーザーの要望を取り入れ、2008年第1四半期中に正式版のリリースを予定している。登録会員数の目標は、第1四半期中に2万人、2008年中に7万人。ダイエット分野で2008年度の売上1億円を目指す。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力