米国時間11月10日、Microsoftからビッグニュースが入った。同社はFlickrに対抗するサービスに取り組もうとしているようだ。
Microsoftのキャリアページ内にあった人材募集の掲示から、同社のDigital Memories Experience Teamがプロジェクトを率いるプログラムマネージャーを募っていることが判明した。
その内容によると「このチームでは、FlickrやSmugMugといった今ある写真のウェブソリューションに対抗する、次世代の写真および動画共有サービスを構築する」という。ライバルがどこなのかは明白だ。
現在、Flickrのサービスは本当に強力で人気が高い。Microsoftがこの分野で勝利したければ、Yahoo傘下のFlickrからユーザーを引き抜けるだけの、画期的なサービスを作り出す必要がある。
最近のMicrosoftによるオンラインサービスへの取り組みで、マイナスになっている部分があるとするなら、オープンプラットフォームやオープンデータが欠けていている点だと、私は思う。Flickrの一番の強みは、さまざまな方法でとても簡単に写真のアップロードとダウンロードを行えることにある。そしてその大部分が、Flickrの開発者向けAPIと、ファーストパーティーによるサポートで実現している。
Microsoftがこの分野に参入して競争が激しくなるのは喜ばしいことだとは思うが、Microsoftは、自社のサービスが多様なダウンロード方法やアップロード方法にスムーズに対応できるようにするという点に重点をおいて、真剣に取り組む必要がある。新サービスが、「Windows Live Spaces」でMicrosoftが提供している現在の写真共有ソリューションに置き換わるのは歓迎だ。現状の画像解像度は改良の余地が十分にある。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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