Mercedes-Benz USAは、カーナビゲーションシステムが示す道順が、Yahoo、Google、Askなどのサイトのものほど優れていないという不満を解消しようとしている。
Mercedes-Benz USAは、GoogleおよびYahooと提携し、カスタマイズされた「Google Maps」と「Yahoo Local Maps」をコンピュータやウェブ対応の携帯電話から直接車載コンピュータへと送信できるようにする。
GoogleとYahooの地図サイトには、新しい「Send to Car」アイコンが追加され、これによりユーザーの希望に合わせてカスタマイズされた順路、地図、住所、および地点がベンツのGPSナビゲーションシステムへと送信することができるようになる予定。
ベンツに乗車して「i」ボタンを押すと、すぐに必要な情報も後で利用する情報も、車載コンピュータへと直接ダウンロードすることができるようになる。
さらに便利な機能として、運転中に他者から自分の車へと道順を送信してもらうこともできる。
この自動車向けハイテク技術は「Search & Send」という名称で、Mercedesが提供する現行のロードサイドおよび緊急時GPSサービスである「Tele Aide」に組み込まれる予定である。
2007年9月5日からMercedesのSクラスセダンとCLクラスクーペに搭載され、2008年のCクラスモデルには全車に搭載される予定である。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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