文:Elinor Mills(CNET News.com)
翻訳校正:吉武稔夫、長谷睦
2007/08/11 00:20
Googleのスパム対策は、少々度が過ぎてしまったのかもしれない。同社が自社の公式ブログの1つをスパムと誤認し、間違って使用停止にしたことが明らかになった。
「Google Custom Search」チームの公式ブログに生じた問題を最初に報じたのは、Google関連の話題を扱っているブログ「Google Blogoscoped」だった。Google Custom Searchのブログに、スペルや文法の間違いだらけの奇妙なメッセージが投稿されていたという。「Srikanth」という署名のあるブログの内容は次のようなものだ。
「Google Custom Searchは多くのウェブマスターが探し求め、夢に見た素晴らしいGoogleの製品です。ウェブマスターはこれを利用して、自分の望むサイトだけを検索する専用の検索エンジンを作成できます。この強力なツールについては、まもなく次のブログで明らかにします」
問題のブログは、すでに正常に戻っており、7月17日以降の投稿はない。今回の事態の経緯について、Googleの広報担当者は以下のように説明した。
「(Googleの提供するブログサービス)『Blogger』のスパム検知ソフトウェアが、Custom Searchのブログをスパムと誤認した。当社の自動スパム検知ソフトウェアに引っかかった場合、ブログのオーナーにはその旨を伝える通知書が送られる。オーナーの要求があれば、Bloggerチームは問題のブログがスパムでないことを確認するために再調査を行う。今回の場合、Custom Searchの担当者たちがその通知書を見逃してしまったため、一定期間が経過したのち、ブログは使用停止となった。ブログのコンテンツは削除されたわけではないが、元のURLでは見えない状態になった」
「公式ブログが使用停止になった後、そのURLは「空き」の状態となった。そこで別の人物が空いていたこのURLを取得し、Google Custom Searchに関する新たな記事を投稿したというわけだ。これはGoogleの公式な記事ではない。つまりこれは、いわゆる『URLのスクワッティング』であり、セキュリティ問題でもなければ、いかなる種類のハッキングでもなかった」
「ブログが使用停止になった後でも、そのオーナーはブログを復旧するよう再調査を申請できる。再調査によって、その内容が実際にスパムでないことが明らかになれば、すべての内容を元どおり復旧できる。そこで、8月7日に事態を知ったわれわれは、Google Custom Searchの公式ブログを復旧した。もちろん、もとのブログの内容がスパムでないことは、われわれにはよくわかっていたからだ。公式ブログのURLを一時的に取得し、今回話題になった記事を投稿した人物のコンテンツはまだ存在している。新たなURLに移動しただけだ」
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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