ブログに掲載する写真の角を丸くする方法を知っているだろうか?クローバーの形に切り抜くには?――方法が分からない人、おめでとう。あなたはこのサービスのターゲットだ。
ミツバチワークスは8月7日、ブラウザ上で写真の編集ができるサービス「FOTZ(β版)」を開始した。Flashを利用し、マウス操作だけで写真の加工ができる点が特徴で、加工した写真をブログに掲載できる。
ユーザーは自分が撮影した写真を、FOTZ上のテンプレートと組み合わせることで加工ができる。ハートやクローバーの形に切り抜いたり、スクラップブックのように複数の写真を組み合わせたりできる。
FOTZは完成した写真をブログに掲載できるようにjavascriptのタグを発行する。大きさは横幅320〜480ピクセルまでの5段階で選べるようにしている。
Flashを利用した写真加工サービスとしては、メディアグルーヴの「マジカルメーカー」がある。マジカルメーカーの場合、写真上にらくがきやスタンプなどで装飾するが、FOTZの場合は写真を好きな形に切り抜ける点が新しいとしている。
FOTZを開発したミツバチワークス プランナー/ディレクターの藤井利佳氏は「ブログを書いているが写真の加工の仕方が分からないというユーザーは多い。PCの操作に詳しくない人でも簡単に使えるものが欲しいと考えた」と話す。
機能はあえてシンプルにした。「これまで受託開発を中心にやってきたため、完ぺきな状態になった段階でサービスをリリースしようとする意識が強かった。しかし、自社サービスを出していくうちに、サービスの根幹ができた完成度50%の段階でリリースしてユーザーの声を聞き、どう使われるかを見て改良していくべきだという考えになった」(ミツバチワークス代表取締役の光山一樹氏)
テンプレートはサービス開始時に20種類用意した。今後はテンプレートの数を増やすとともに、加工した写真をポストカードとして印刷できる機能や、写真の色味をブラウザ上で調整できる機能などを追加したい考えだ。
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