ネットマイルとジップサービスは6月12日、ポイントサービス「ネットマイル」のポイントを、仮想世界「Second Life」上で流通する仮想通貨「リンデンドル」に交換するサービスを7月25日から開始すると発表した。
これまで、リンデンドルを取得するには、米ドルカード決済による購入や、Second Life内でのアルバイトなどの方法があったが、今回の提携により、ネットマイルでもリンデンドルが取得できるようになった。
ネットマイル会員は、ジップサービスが運営する日本人居住区「MagSL Tokyo」内のATMで事前登録することにより、ネットマイルのウェブサイトにおいて、貯めたネットマイルを1ネットマイルにつき1リンデンドルで交換できる。リンデンドルの送金はリアルタイムに行われるため、ユーザーはSecond Lifeへログイン後すぐにリンデンドルを使うことができる。
今回の提携により、ネットマイルは、Second Lifeでのネットマイルの認知度向上と、新規会員登録の誘導を図るほか、Second Life進出企業へのネットマイルを活用したマーケティング活動の提案や、コラボレーション事業の受注を目指す。また、ジップサービスは、ATM会員数の増加と、日本人居住区内でのトラフィックや商取引の活発化を図るとしている。
また、両社は今後、リンデンドルからネットマイルへのポイント交換も検討するとしている。
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