ソフトバンクは5月23日、今期より「ソフトバンクブランド」を使用するグループ会社から、ブランド使用料を徴収することを発表した。
同社は今後ブランドに関する管理を強める方針で、今回のブランド使用料徴収には親会社の立場から戦略的にブランド価値を向上させる狙いがある。
ブランド使用料の対象子会社数は2007年5月23日現在で24社。主にソフトバンクという名称やロゴを使用する企業が対象となるが、具体的な社名は公表されていない。ブランド使用料は会社によって個別に設定されており、通期の売上高に対する割合で決められるという。
2006年度の子会社売上実績に基づいてブランド使用料を算出した場合、単体の売上高に与える影響額は118億6800万円に上る。なお、連結決算では内部取引として消去される。
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