コムシードは5月21日、新聞などに折り込むチラシのデータを、携帯電話のコンテンツとして表示する「モバイルチラシサービス」を開発したと発表した。
モバイルチラシサービスは、パチンコホールなどのアミューズメント施設向けのサービスであり、コムシードが運営するアミューズメント業界向け情報サイト「パチンコ倶楽部B2B」サービス内で5月31日から無料で提供する。モバイルチラシサービスは、これまで紙で配布していたイベントチラシなどを、携帯電話の画面上で表示することを可能にするもの。
チラシ画像は「パチンコ倶楽部」の店舗情報に表示されるが、画像へのリンクは自由に設定できるため、たとえば会員にメールマガジンなどを発行している店舗であれば、メール上に同チラシのURL情報を付加するだけで、より視覚効果の高いチラシ画像で情報をアピールすることが可能になる。
サービスはNTTドコモ、au、ソフトバンクの各キャリアの携帯電話に対応しており、チラシのJPEG画像をアップロードすることで店舗情報に表示される。また同時に、携帯版「パチンコ倶楽部」(http://www.pachinko-club.com/mobile/)内にも同じ画像が変換され表示される。コムシードではこのサービスにより、これまで紙の媒体への接触が少なかった若年層ユーザーへも、積極的な告知が期待できるとしている。
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