米大手電気チェーン店Circuit CityはNapsterと提携し、デジタル音楽サービス「Circuit City + Napster」を提供する。両社が米国時間4月20日に発表した。
このサービスは4月29日に提供を開始する予定だ。
ユーザーは、月額14.95ドルで、PCとデジタル音楽プレーヤー上で無制限に楽曲を聴くことができる。楽曲をダウンロードするには別途99セント(1曲)が必要となる。Circuit Cityはサービス開始にあたり、新規加入者に対し、最初の1カ月の料金を無料とし、5曲無料ダウンロードをセットにしたキャンペーンを展開する。
ユーザーはまた、Napsterのウェブサイトで他のメンバーのプレイリストや楽曲コレクションを閲覧したり、メッセージボードにコメントを記入することもできる。
Circuit Cityの広報担当であるJackie Foreman氏によると、このほかにも、Napsterのウェブサイトでは提供されていない最新楽曲を毎週ピックアップして独占的に提供するサービスも提供する予定という。
Circuit Cityでは、店舗とウェブサイトでCircuit City + Napsterで利用できるギフトカードを提供する。ギフトカードは、15曲、25曲、60曲の3種類があるという。
Circuit Cityは現在、Napster、Zune Marketplace、eMusic、URGEの4種類のデジタル音楽サービス向けのギフトカードを提供している。
Napsterは、Circuit City以外の企業とも提携を結んでいる。先ごろ開催された通信イベント「CTIA Wireless 2007」では、AT&Tが1年間無料でNapsterの音楽サービスを利用できる新規携帯電話ユーザーを対象としたプロモーションを発表している。
Circuit CityのライバルであるBest Buyは2006年、RealNetworksと提携し、同社の音楽サービス「Rhapsody」を利用したデジタル音楽ストア「Best Buy Digital Music」を開設している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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