非対面クレジットカード決済事業を展開するGMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG、相浦一成社長)は、NTTドコモが4月2日から開始した「おサイフケータイ」を決済媒体とする新たなクレジットサービス「iD(アイディ)」のネット決済対応にあわせ、GMO-PGのクレジットカード決済システムをNTTドコモとシステム接続した。これにより、GMO-PGのサービスを利用するEC事業者への「iD」ネット決済のサービス提供が可能となる。
NTTドコモは2005年12月から「おサイフケータイ」を決済媒体とする新たなクレジットサービス「iD」を提供し、現在の会員数は200万人を越えている。プリペイド電子マネーのようにあらかじめチャージを行う必要がなく、「後払い」でクレジット与信枠まで買い物、キャッシングに利用できるのが特徴。
NTTドコモは、店舗に設置した専用の読み取り端末に「おサイフケータイ」をかざす「対面取引」に加え、今回新たにiモード上のショッピングサイト、通常のネットショップ、通販などでも「iD」を使った決済が可能となる、「iD」のネット決済対応を開始した。
EC事業者としては、小額商品のほか、プリペイド電子マネーでは扱えない高単価な商品もリスクなく販売することができる。
GMO-PGでは、約2万のEC事業者にクレジットカード決済処理システムを提供しているが、まずは2008年3月までに累計1000サイトで「iD」によるクレジット決済を可能にすることを目指す。
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