アイ・エム・ジェイのグループ会社IMJモバイルは3月29日、「携帯コンテンツの利用実態調査」を実施、結果を発表した。
調査によると、利用経験のある携帯サイトで最も多かったのは「音楽ダウンロード(50.5%)」、次いで「経路検索(45.7%)」、「ゲームのダウンロードやプレー(42.1%)」となっている。
一方、利用頻度が高いのは「SNS」や「ブログ」で、「ほぼ毎日」のヘビーユーザーも約2割いることから、固定層が頻繁にアクセスすることがうかがえる。利用経験の多かった音楽ダウンロードや経路検索などは「月1回未満」の利用が多い。
ブックマークの登録については、「ブックマークしている」が62.4%、中でも10〜20代は多く8割以上がブックマークをしている。ブックマークをしているサイトの数は、「3〜5個(29.4%)」が最も多く、次いで「10〜19個(19%)」、「6〜9個(17.1%)」となっている。ブックマークしている携帯サイトの1位は「経路検索サイト(45.7%)」、次いで「検索サイト(41.2%)」、「音楽ダウンロードサイト(41.2%)」の順。
また、外出時の音楽視聴方法について聞いたところ、「デジタルオーディオ(27%)」が最も多く、次いで「iPod(20%)」、「携帯電話(16%)」となり、携帯電話がCDやMDプレーヤーを上回った。携帯での音楽視聴については45%が経験している。音楽の取り込み方法は「サイトからのダウンロード(62%)」、「パソコンからの取り込み(57%)」が多い。
そのほか、携帯電子書籍について聞いたところ、「興味がある・購読している」は全体で24.1%にとどまった。ただし、10代女性については半数以上が「興味がある・購読している」と回答している。電子書籍で興味があるジャンルの1位は「最新コミック(44%)」、次いで「昔のコミック(42%)」、「小説や文学(37%)」となっている。
調査はユーティルが15歳以上のBIGLOBE調査モニタを対象にインターネットリサーチしたもの。調査期間は3月20日〜22日。有効回答数は1201人。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス