デジタルガレージ、ぴあ、カカクコムの3社による共同出資会社であるWEB2.0(ウェブツーポイントオー)は3月15日、同社が運営する情報共有サイト「PingKing(ピングキング)」を、興味範囲の似たブロガー同士やブログ読者が連携する“ブログネットワーク”サイトとして全面的にリニューアルした。
PingKingは、ニュース記事やYouTubeの動画、ブログ記事、CDやDVDといった商品の説明ページなどのURLをユーザーが登録(ブックマーク)し、コメントを添えて他のユーザーにURL情報を知らせる情報共有サイト。
今回のリニューアルでは、自分のブログを「マイブログ」として登録することで、新しく書いたブログ記事を自動的に集約し、他のユーザーに知らせる機能を追加している。
また、ブログ記事内でリンクしているニュース記事や動画、添付写真などのコンテンツ情報から、そのブログ記事が何について語っているのかを自動的に分析し、同じコンテンツについて書いている別のブログ記事と関連付けを行う。
既存のSNSが、そのSNS内で形成された人格や、日記などのコンテンツを基にユーザー同士がつながるのに対し、PingKingでは、ブログをその内容をもとに自動的に集約することで、同じ興味を持ったブロガー同士、ブロガーとブログ読者による「仮想SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)」の形成を促すブログネットワーク機能を提供する。読者が集まらずに孤立することも少なくないブログの存在を、PingKingを介して広く紹介する効果も期待できるという。
このほか、自分と同じURLをブックマークしている、ほかのPingKing会員の年齢、性別をもとに、そのユーザーの「興味年齢」などを知らせる「傾向鑑定」機能や、自分がブックマークしたURLのリストと「傾向鑑定」の結果を自分のブログサイトに表示するブログパーツ機能を追加している。
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