ソフトバンクモバイルは3月28日より、第3世代携帯電話向けの公式メニューのサービスとして、電子コミックやゲーム、音楽情報番組を無料で利用できるサービスを開始する。ユーザーにコンテンツの利用を促し、ARPU(1人あたりの月額利用料金)の引き上げを図る狙いだ。
電子コミックの第1話を利用できる「タダコミ」、ユーザーがゲーム情報番組を視聴すると毎週2つのゲームをダウンロードできる「タダゲーム」、音楽情報番組を視聴できる「タダ歌ばん」の3つを提供する。
コンテンツはさまざまなコンテンツプロバイダが提供する。コンテンツプロバイダとしては、自社の有料サービスへユーザーを誘導できるメリットがある。提供コンテンツとしては、コミックの「DEATH NOTE」、ゲームの「逆転裁判 第1話」、音楽情報番組の「MUSIC.JPチャンネル」などがある。
なお、タダゲーム、タダ歌ばんを再生するには専用のS!アプリ「S!番組プレイヤー」が必要となる。S!番組プレイヤーはjig.jpの動画再生技術であるjigムービーをベースとしている。
今回のサービス開始にあわせ、ソフトバンクモバイルでは「Yahoo!ケータイ」「Yahoo!コミック」の検索ボックスから電子コミックや電子書籍を検索できる「電子ブック検索」サービスも開始する。
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