月刊誌「ナショナル ジオグラフィック日本版」を発行する日経ナショナル ジオグラフィックは2月15日、さまざまな問題を抱える地球環境の現状を世界的な視点からレポートする特設サイト「地球からの警鐘」を開設した。
ナショナル ジオグラフィック日本版では、地球環境問題を2007年の重点テーマとして、シリーズ企画「地球の悲鳴」を掲載している。1月号では、急速な森林伐採が進む世界最大の熱帯雨林であるブラジル・アマゾンの現状を、2月号では、かつて熱帯・亜熱帯地域の海岸線の大半に広がっていたマングローブ林が、今では半分にまで減ってしまった状況を取り上げた。
今回開設した特設サイトでは、このシリーズ企画をサイトに掲載するほか、これまで同誌がレポートしてきた地球温暖化や自然破壊、異常気象、資源枯渇など、地球環境問題に関するさまざまな情報を紹介する。多くの人に現在、世界で何が起きているのかを知ってもらうことで、地球環境保護に寄与するとしている。
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