NTTアドとNTTデータは2月13日、ブログやSNSなどの話題から、必要な情報を検索・抽出・分析し、マーケティングレポートとして提供するサービス「CGM Watch」を共同で開発し、2月15日からNTTアドがサービス提供を開始すると発表した。
CGM Watchは、NTTデータの日本語意味理解エンジン「なずき」を応用したマーケティングサービスで、ブログ記事などを文章レベルで把握することによって、書き手の感性や商品・サービスに関する評価を、人間により近いレベルで抽出することができるとしている。
ブログやSNSなどで話題になった商品やサービスについて、従来の分析エンジンが行っている商品名などの単語の出現頻度だけではなく、そのブロガーが商品を購入しているか否かを把握したり、好意的に書いたのか、それとも否定的なのか、といった書き手の感性を最大81種類に細分化してレポートしたりすることが可能。自発的に書かれたブログ記事をベースにしているので、調査する側の偏見や先入観を受けない、消費者の本音を引き出せるとしている。
サービスでは、商品・サービスに関する評価、キャンペーン評価、風評調査などのデータ提供。「次世代ゲーム機をテーマとしたCGM Watchサンプル」として、2006年10月1日〜12月5日の期間、XBOX360、PS3、Wiiについて検索し、分析したサマリーを、NTTアドのウェブサイトでPDF形式で公開している。
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