GoogleがChina Mobileと提携し、China Mobileのインターネットポータル上でモバイル検索機能を提供することとなった。提携は米国時間1月4日に発表されたが、両社は12月よりモバイル検索のトライアル運営を始めており、2007年の早い時期には正式版を提供開始する予定だ。
世界最大規模のモバイル通信事業者であるChina Mobileから提供されるGoogleの検索機能を利用することにより、ユーザーは、ニュースや着信音、ビデオ、ゲームなどが提供される「Monternet」WAPポータルのコンテンツに容易にアクセスできるようになる。
今週に入り、Googleが中国インターネット市場での動きを発表するのは、今回で2度目だ。同社は2日には、ビデオダウンロードサービスShenzen Xunlei Network Technologyに投資する意向を明らかにしている。最近の調査では、中国のインターネット人口が米国のそれを追い越す日も近いことが示されており、GoogleやMicrosoftが成長著しい技術市場として中国に目を向けているのも不思議ではない。
しかし、中国インターネット市場での競争も熾烈である。Googleのような米国の検索エンジン企業は、中国の検索企業大手「百度(バイドゥ)」と対峙(たいじ)しなければならないからである。バイドゥも国際市場へのサービス展開を図っており、先頃、日本語版の提供開始を発表している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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